西宮神社 海上渡御祭とぼんぼこ舞

白えびを愛する皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

ブログ更新をめっきりしなくなったサボりまくりの管理人です。

さてさて、

昨年は記録的な不漁に見舞われた白えび。

新湊地区の水揚げ量はわずか41トンで前年の27%と、記録が残っている1985年以降最低の水準となってしまいました。

富山県全体としては191トンで前年比の35%。

原因は、能登地震による海底地滑りの影響ではないかと推察されていますが、、、

そして不安と希望を胸に迎えた令和7年4月1日。

初日の水揚げは4トン弱と豊漁スタートとなりました!!

その後も順調に水揚げされ、一同胸を撫で下ろしていたところだったのですが、、、

現在はまた獲れない状況になり休漁措置をとっているところであります。

海の中はどうなってしまったのでしょうか、、、

さてさて、それでは今回の本題に入りますね。

我らが地元新湊にえびす様をお祀りする「西宮神社」があります。

我々漁師たちが厚く信仰している神社になります。

その西宮神社では「海上渡御祭」と呼ばれる古くから不定期に行われているお祭りがあるんです。

不漁や災難があった翌年の4月19日に西宮神社にお祀りしてあるえびす様の御神体を船に乗せ、海上にて神事を行います。

昨年の能登地震、ベニズワイガニ、白えびの記録的な不漁となったことを受け、その「海上渡御祭」が18年ぶりに開催されました。

朝、御神体を御舟代に乗せ、漁港で待機している御座船へ。

そのほか十数隻の船とともに出港し、

新湊沖の漁場の東西、中の3箇所で神事を執り行います。

そして最後の漁場では「ぼんぼこ舞」と呼ばれる舞が奉納され、海上渡御祭は終わります。

不定期に開催されるということもあり、貴重な体験に感謝です。

海上神事の後、氏子の家を周りそれぞれの家でもぼんぼこ舞が舞われます。

そして、翌日の4月20日には西宮神社例大祭が執り行われ、関係者一同祈願いたしました。

前日の海上神事が「動」とするならば、こちらは「静」。

厳粛に執り行われました。

我々の想いが届き、今後豊漁になってくれることを願っております。

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