富山のおいしいレシピ講座〜シロエビ編〜

富山の魅力を首都圏の皆さんにもっともっと知ってもらおうという富山の食や伝統産業などの情報発信拠点「日本橋とやま館」というショップを皆さんはご存知でしょうか。

2016年6月にオープンして今年で8年目を迎えるこちらの施設は、富山の名産品が購入できるショップや和食レストラン、富山の地酒が楽しめるバーラウンジ、観光交流サロンなどなど、富山の魅力がこれでもかと詰め込まれている「ザ・富山」のお店なんですよね。

場所も文字通り「日本橋」。あの麒麟像のとこですよ。しかも「日本橋三越」のお隣というめちゃめちゃ一等地にあるので、訪れたことがあるという方も多いんじゃないでしょうかね。

富山湾しろえび倶楽部にとっても、2020年の設立当初からイベントや現地訪問などで大変お世話になっているお店でもあります。

はい。

その「日本橋とやま館」さんと総合刃物メーカー「貝印」さんのコラボイベント

「富山のおいしいレシピ講座〜シロエビ編〜」

にゲスト講師としてお誘いいただきました!

「貝印」では「kai house club(カイハウスクラブ)」という料理家さんのためのメンバーズクラブを運営されていて、2020年から日本橋とやま館と連携し、富山の食材にフォーカスしたコラボ企画を進めておられます。

なぜ、今回我々にこういったお話があったのかと言いますと

以前にこのコラボ企画で、料理家の皆さんが実際に富山へお越しいただいた際に、少しばかりアテンドさせてもらったというご縁がありまして、今回お声をかけていただきました。

この取組みで考案されたレシピは、コロナ禍ではインスタライブやYOUTUBE配信で紹介されていたのですが、2年前から参加型の「富山のおいしいレシピ講座スペシャルイベント」として開催されております。過去に「煮干し編」「かまぼこ編」と開催され、今回の「シロエビ編」が第三弾。

料理のデモンストレーションをしてくれる料理家の先生は「岩木みさき」さん。

岩木さんは、2年前の現地訪問の際にも新湊漁港にお越しいただいてまして、今回はその際に考案したレシピをデモンストレーションで実演してもらえるとのことで、僕たちもとても楽しみにしておりました!

さてさて

おいしいレシピ講座、前回同様に今回も午前と午後の2部制で、各回20名の合計40名の方にご参加いただきました。昨年の12月に募集が始まり、即満席となったようでとても嬉しい限りですね、ほんと。

会場の貝印本社1Fイベントスペース「kai house」に続々とご参加のお客さんが来場されて

いよいよイベントスタートです。

まずは、日本橋とやま館の田﨑館長、野原副館長から「富山ってこんなとこ」という説明がありまして、3000m級の立山連峰から水深1000mの富山湾で高低差4000m云々。。

富山の魅力を存分に聞いていただいた後、いよいよ私たちの出番でございます。

「シロエビってこんなエビ」っていうことで、生態系や生息域の説明から始まり、漁の仕方や「プール制」など漁業者たちの資源保護の取組みについての話、そして富山湾しろえび倶楽部とは?その活動は?の話。っていう流れでお話しさせていただきました。

ご参加いただいた皆さんは、「食」への関心が高く、とても興味を持ってシロエビの話を聞いてくださいました。

そのあとは、実際にシロエビの殻剥きにもチャレンジしてもらいました。

皆さん、なかなか手こずっていた様子。

まあ、最初はあまり上手くいかないですよね。

実際に剥くことの難しさを体感した後は、いよいよ岩木先生によるデモンストレーションです。

今回ご紹介するレシピは2品。

「シロエビとおぼろ昆布のふわとろ天津飯」。

そして

「シロエビのクリームうどんレモン風味」。

シロエビのポピュラーな食べ方として「揚げる」っていう工程がよくありますが、岩木先生曰く「揚げる」という工程は少しハードルが高いので、手間を少なくする「焼く」がポイントと教えていただきました。

揚げれば殻はパリっとなって気にならないけど、確かに殻付きのまま調理すると、殻の食感がなかなか口に残るんですよね。

それを別の調理法でアレンジするあたりは流石でございます。

紹介された2品はどちらもフライパンで焼くという調理工程がありました。

会場では試食が配られ、お料理を味わいながら岩木先生のデモンストレーションを興味深く見ておられた様子。

さてさて、

図々しく私たちも試食!

美味しー!

確かに殻の口当たりが気にならない!

新しい発見でした。

「焼く」

天津飯はほんとにフワフワのとろとろだし、パスタの代わりに氷見うどんを使用するという粋な感じ。

ほんと美味しかったですよ。

今度実際に作ってみようと思います。(いずれインスタにもアップしますよ。レシピと一緒に!)

天津飯のレシピはこちら

そんなこんなで、

貝印スタッフさんのスムーズな進行のおかげでイベントは無事終了。

ご参加のお客さんにもとても喜んでいただいたようで大成功でしたね!

またまた良いイベントに参加させていただきました!

日本橋とやま館の皆様、貝印の皆様、岩木先生、関係者の皆様、そしてご参加してくださった皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。

ありがとうございました!

そしてそして、無事イベントを終えた私たちは東京の夜の街へ吸い込まれていくのでした笑

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